ブログ

日本が世界に与える影響力

かつては経済大国として世界に大きな影響を与える力を持っていた日本。ですが、ITの技術進歩などによってグローバル化が加速度的に進む中、研究・製造・経済などの分野で、伸び悩んでいる側面も見られます。

今回は、世界が日本をどのように評価しているのか、また日本が影響力を発揮している分野や今後の課題について解説します。

世界における日本の評価

アメリカのUSニューズ&ワールド・レポートが毎年公表している「最高の国ランキング(Best Countries in the World))」によると、2022年の日本は85か国中6位という結果でした。

このランキングは、各国の有識者にアンケート調査を行い、政治や経済、軍事や国家の影響力、文化や生活といった10項目からスコア付けをしているものです。内容を見ると日本は、観光や風景、モダンで先進的な街であること、流行や文化に対する影響力の強さ、労働者の勤勉性や技術の高さ、教育水準の高さなどが評価されていることが分かります。

反対に、冒険的な要素や政治活動、リーダーシップやジェンダー平等などの要素では低いポイントをつけています。

評価が高い日本のエンタメ分野

 

その中でも、日本の評価が高いのは、アニメやゲームなどエンタメ分野での影響力でしょう。「鬼滅の刃」がさまざまな国の言葉に翻訳され、世界中の人が熱狂したことは記憶に新しいですが、これまでにもドラゴンボールやNARUTO、ワンピースなど、外国人に人気のアニメは数多く存在します。

ゲームではスーパーマリオを始め、ポケモンなど世界中のユーザーが熱狂するキャラクターの多くが日本発祥ということからも影響力の強さが分かります。

エンタメ界のトレンドとして、日本円でプレイできるオンラインカジノが人気です。日本のアニメをオマージュしたスロットや、日本で古くから行われている麻雀などもカジノゲームの一つとして提供されています。

もともと、江戸時代からギャンブルが行われていて、現在も公営ギャンブルとして競馬や競輪などが人気の日本では、オンラインカジノとの親和性が高く、今後、大きな市場になっていくことが予想されています。

存在感の弱まる日本の経済分野

 

一方で、世界の中で日本の存在感が弱まっているのが、経済分野です。

内閣府が公表した「経済をめぐる現状と課題」によると、世界における日本の存在感は弱まりつつあるという見解です。今のままの推移でいくと、世界のGDPにおける日本の割合は、2040年には3.8%、2060年には3.2%まで低下すると予想されています。

グローバル化が進み、ヒト・カネ・モノに加えて情報も世界中を駆け回るようになった現在、価格競争力だけでは勝てなくなっているのも確かです。製品を始め、さまざまなコンテンツに対する付加価値が認められるようになれば、日本の持つブランド力が競争力を強める可能性は大いに期待できます。

予想を覆し、日本の存在感を高めていく努力がますます必要になるでしょう。

付加価値のあるコンテンツこそ、日本の存在感を高める要素

現在、世界の中の日本は、アニメやゲームなどのエンタメ分野で大きな影響力を持っており、世界の人々を魅了し、日本へのインバウンドを生み出す大きな原動力になっています。YouTubeなどでも海外のYouTuberが日本のコンテンツについて語る動画が見られるほど愛されています。

一方で、技術革新を繰り返し、日本の技術を世界に知らしめることになった経済・産業分野では、かつての勢いが見られない状況です。価格競争力だけでは世界で戦えない時代に、日本の存在感を高め、影響力を持てるのが付加価値のあるコンテンツを生み出すことだと考えられます。

今後、エンタメ分野での実績をさまざまな分野に広げ、世界中の人々を魅了する日本独自のコンテンツを生み出していく努力が必要でしょう。

-ブログ